投資から得られるリターンというのは、資金に対しての割合で増えていきます。
より大きな利益を得るには運用利回りを上げるか、運用資金を増やすことが必要です。
運用利回りを上げるには、銘柄選定、企業分析、市場分析など、技術的なスキルと経験、知識が必要ですので上げようと思って簡単にできるものではありません。
運用資金を増やすことは比較的簡単にできます。
目次
レバレッジはかけるべきではない
運用資金を増やす最も簡単な方法にレバレッジがあります。
これは、借金をして運用するという意味です。
レバレッジ2倍で運用すれば、あなたの自己資金に対して本来得られるリターンの2倍の利益を得ることができますが、損失を出せば2倍大きな損失となります。
株価が50%下落すればあなたは退場となってしまうので、不確定要素が多い長期投資においてレバレッジをかけることはお勧めできません。
短期投資はそもそも投資ではなく投機であるため、将来的に確実に資金を増やしたい”投資家”にとっては論外です。
投資は長期で運用することが前提となります。
投資による利益はあくまでも本業のプラスαとして捉えるべき
給料が毎月手取りで20万円だとして、それを投資から得ようとしたら相当量の資金が必要です。
SBI・V・S&P500の平均利回り8.62%で計算したとして、年間240万のリターンを得ようと思えば、約2800万円の資金が必要です。利益確定すれば税金がかかるのでそれ以上の資金が必要になるでしょう。
労働もしくは事業&投資の二つの収入源を確保することで、生活の安定と運用資金の増加を実現することができます。
投資というのは経済情勢によって成績が左右されるものなので、莫大な資金を持っていない限りは仕事を続けるべきです。
入金力を上げるにはどうするべきか
入金力をあげるには余剰資金を増やす必要があります。
余剰資金とは、収入から生活費を引いて余った分のお金です。
一言でいうと、収入を増やして支出を減らすことで余剰資金を増やすことができます。
まずは支出を減らす
今すぐできる方法は支出を減らすことです。
最も大きな割合を占める支出は家賃と食費ではないでしょうか。
家賃の安いところに引っ越しをし、食費を最低限におさえ、不要な支出をすべて無くすべきです。
投資の技術や知識よりも大切なことは、お金を使わないということです。
最低限の支出に抑えれば、資金がたまり、その資金を投資で増やす、これが投資家の目指すべき生活です。
支出を減らすところから投資の一部なのです。
収入を増やす
収入を増やすことは最も難しいと思います。
資格によって昇給を望める会社であれば資格を取ったり、休みの日にバイトをすることなどで増やすことができます。
収入を増やす方法は多岐にわたるため、人によって増やし方は異なると思います。
私は、収入を増やそうと思い起業しましたが失敗に終わり資金を減らすことになりました。
数年費やしたため、機会損失の分も含めれば非常に大きな損失となりました。
この経験から言えることは、現在の仕事をしながらできる事業を少ない資金で行うことが最も堅実だということです。
リスクを最低減に抑えながらリターンを徐々に大きくしていくという考え方は、投資においても事業においても非常に重要です。
入金力と強化と複利の力で大きな利益を得よう
入金力を上げて資金を増やせばそれだけ投資からの利益が増えます。
その利益にプラスしてさらに入金していけばさらに大きな利益となり、あなたの資金は指数関数的に増えていきます。
レバレッジをかけずに堅実に確実に長期的に資産を増やしていく。
そうすることで、将来的には大半の投機家よりも大きな資産を持つことができるでしょう。
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