Youtubeやブログなどから情報を得るよりも、本からの情報のほうが有益である場合が多いです。
私は多くの投資本を読んだことによって、様々な角度から企業や経済を見ることができるようになったと思います。
この記事では、私が読んでよかったと思った書籍を5つ紹介します。
目次
大富豪の投資術
この本は投資に興味を持っているがまだ始めていない方におすすめです。
投資をする以前に重要なことがあります。それは投資資金を作ることです。
この本では収入を増やして支出を減らすというところから解説してくれています。
この本を読むことによって、これから資産運用を始めるにあたって基本的な考え方をおさえることができます。
この本の内容は投資家にとっては常識といえる内容なので初心者の方は絶対に読んでほしい一冊です。
予想のいらない株式投資法
この本ではファンダメンタルズ分析の基本を学ぶことができます。
この本の内容は基礎知識ばかりなので、これから銘柄を選ぶ初心者の方にお勧めです。
PER, PBR, ROEなど、色々な用語が出てきますが、どれも基本的なものなのでしっかりと理解しましょう。
また、投資において最も重要な企業価値(バリュエーション)の考え方についても書いてあるので、良い企業を探すための入門書といえるでしょう。
バフェットの財務諸表を読む力
この本では財務諸表とよばれる、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書から企業を分析する方法について解説しています。
この本は専門用語が少なく初心者の方でも理解できる内容となっています。非常に読みやすく、一日で読破できるボリュームでした。
財務諸表を触ったことがない人でも理解できる内容なので、この本をきっかけに財務諸表を読めるようになっていただければと思います。
バフェットからの手紙
バークシャーハサウェイという会社の経営者である、ウォーレンバフェットという世界一成功している投資家が株主に対して話した内容です。
バフェットの考え方や思考が彼自身の言葉で書いてある本です。この本を読んでいるとウォーレンバフェット本人と会話しているような感覚を覚えました。
バフェットの投資方針というのは、独自の強みを持ち、永続的に成長する企業を適正価格で買うというものです。
この本の内容は非常にロジカルで、思わず納得させられます。
世界一の投資家の考え方を知るにはこれ以上の書籍はないと思います。
理解するには、ある程度の知識が必要ですので、先ほど紹介した「バフェットの財務諸表を読む力」を先に読むことをおすすめします。
マンキュー マクロ経済学Ⅰ入門篇
この本は投資本というよりは経済全体についての本です。
需要と供給がどのようにバランスをとっているのか。
インフレはなぜ起こるのか。
金融政策によってどんな影響があるのか。
というようなことをわかりやすく解説しています。
投資というのは資本主義というルールの上で行うものです。
ルールブックともいえる経済学を学ぶことによって、あなたの視野が広がり、投資をするときの発想力や、仮説を立てる能力を身につけることができます。
経済学はぜひとも学んでいただきたいです。
【おまけ】国富論
まず最初に断っておきますが、この本はおすすめできません。
あまりにもまわりくどい言い回しと難解な文章なので、この本を読むことは、読書というよりは解読に近いでしょう。
この本は経済学の父とよばれるアダムスミスが書いた本です。私は、この本に出会ったことにより経済学に興味を持ちドはまりしました。
この本には、食料の確保や衣服の調達をすべて自分でおこなうという効率の悪い社会から、どのようにして、効率の良い社会になったのか、
なぜ貨幣は価値を持つのか
商品の価値はどのように決まるのか
どうすれば富は増大するのか
など、価値という概念を深く考えさせられる内容となっています。
個人的には非常に好きな本で、定期的に読み直しては新しい発見を得ています。
経済に対する知的好奇心が変態レベルの方にお勧めします。
知識は武器となる
投資において知識というのは非常に強力な武器となります。
疑問を持つ力、様々な角度から考察する力、鋭い仮説を立てる力、などを身につけることによって、あなたの投資はより楽しく有意義であるものになるでしょう。
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